注文住宅でのスキップフロアの難点

投稿者 k

注文住宅では間取りを自由に設計できるため、階段途中の中二階などスキップフロアを設けることができます。

スキップフロアに関しては良いところもいっぱいありますがあまりよろしくない要素というのもありますから、注意が必要です。

部屋の区切りというのが比較的少なくなるということでその分広めに使えるようになるとか開放感が得られるということにはなるのですが、そのためにプライバシーを守るということがかなりしにくくなったりします。

そのため、子供が小さいうちはむしろ子供を見るのに向いている仕様といえるので大きくなって自分の部屋が欲しくなったりする場合に対応するのがやや難しかったりします。

しかし、不可能ではないです。

その点も含めて事前に注文住宅であれば考えてデザインをするということができることもあります。簡単な仕切りを後から作るということ自体はそれほど難しいことではありませんので個室を想定した間取りづくりなんかを考えてみることがおすすめできます。

そして、空間が広くとられる、ということで空調がちょっと大変、ということがあります。この場合も対策ができないわけではないです。空気の流れを制御する、ということにしましょう。

そうすることによってより快適に過ごすことができることでしょう。後は空間の広がりが多く、どうしても照明などが使いにくくなる、届きにくくなる、ということもあります。

また、段差が多くなります。この点は、若いうちには気にならないでしようが、どうしてもその段差がバリアリーとは逆光します。スキップフロアは数段の階段で空間を仕切ることになりますから、普通の家よりも段差そのものが多くなることを覚悟しておきましょう。

デメリットも多いですが、メリットも多いのがスキップフロアは良いものではありますし、良い雰囲気を出すことはできるのです。起こりうるデメリット要素を理解しつつ、注文住宅でその点をいくらか緩和できるように工夫してみることがお勧めできることになるでしょう。

都心などの狭小住宅では特にお勧めできます。それがスキップフロアです。

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