
スキップフロアは、注文住宅で家を作る際におすすめできる住宅の構造の一つとなります。
建物の内部や外部に段差や階段を設けることになるものであり、これによっていろいろな利点やデメリットというのがあるのです。注文住宅ではそのポイントをよくよく理解した上で実行するようにしましょう。
まず、スキップフロアは建物内外のデザインに奥行きが出来ます。まさしく部屋の中に立体感を与えることができます。これが純粋にお洒落である、ということになります。
狭小住宅などで場所の確保ということで行われることもありますが大きな空間で、これを利用するとロビーエリアなんかとすることができたりもします。
繋がった空間として大きく一つの部屋みたいな感じになるのですがそれでもちょっとした区切りは作ることができるわけであって、意外な程その部分に対する部屋の属性みたいのははっきりとするのでそこまで変な感じになることはないです。
建物の個性とか趣向などに関してとても使いやすくてデザイン性を考えて、自分なりの家、というものに繋げることができます。
さて、デメリットなのですが、色々とその部分の制限があります。段差があるのでバリアフリー的なものは期待できないですし、移動の制限、利用性がやや落ちるということになります。
また、安全性に関しても段差や階段があるということで人もそうですが物の落下などのリスクも多くなります。高さが出るというのはその高さの調整ができるというのであれば良いのですが、それでも階段一つの差でも何かと使いにくいということもありますので結構注意して設計をしてもらう必要性があるでしょう。
良いこともあればその形の特徴上、デメリットになりうることというのも十分にあるわけですから、その点をよくよく踏まえた上で自分のライフスタイルや目標とする生活の仕方ということに合うかどうかというのを検討してみるということがとても求められることになります。