スキップフロアの注文住宅での注意

投稿者 k

注文住宅でスキップフロアを採用することには多くの利点があります。

まず、そもそもスキップフロアにはどのような特徴があるのかということですが1つとしては、部屋を壁などで仕切るわけではなく、段差とかちょっとした緩やかなもので分けるということになります。階によって隔たりではなく、廊下も全くないか、或いは相当に少なくします。まさしく、家全体が一つの空間のように使えるようになります。これによって壁によって隔たれることによって殺されていた空間というのがより活用しやすくなり、実際に使える空間というのが増える、ということになります。

特に空中ともいえるような空間を使えることになりますから、とても大きな利点があります。

壁による遮断、というのがないわけですが、これはなかなか良いことではあるのですが、視線や音を遮る壁がない、ということになり、プライバシーを守るということが難しくなったりしますし、音の問題も起きやすい、ということでもあります。まだ冷暖房に関しても効きやすい環境ではない、ということになります。

広く見えるというのは確かなのですが個々人の空間を作るということにおいては全く向いていない作り方となりますので注意が必要です。また、自治体によってはアウトとなる可能性があるのも視野に入れておかなければならないことです。

つまりは、スキップフロアの家は判断が分かれてしまうことがあり、床面積として計算に入れるかどうかという基準があるのですが自治体によっては床面積に入れるということを知っていたりするところもあるので自分の地域がどうなのかというのを注文住宅業者に確認してから選ぶべきでしょう。例えばステップフロアで2階建てをやったとしてもその部分が3階建てとして見られてしまうこともあります。

確認しておけばわかることではあるのですが地域によっての違いがあるというのを知らないことも多かったりするのでその点は確実に知っておきましょう。

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