注文住宅でのスキップフロアの難点とは

投稿者 k

スキップフロアは注文住宅で利用することで色々とメリットを引き出すことができるようになります。

スキップフロアのメリットとしては、まず、室内の開放感が出てくる、ということです。狭苦しいような環境ではなく、開放的な感じにできるようになります。

また、それと同時にしっかりと空間を有効活用できるようになりますから、狭小住宅などにも最適です。さらには、高低差のある土地を活かすことにも繋がることになりますし、収納をたくさん作れることにもなります。壁による隔たりをすくなくする、ということで家の中で家族の気配がとても感じられやすくて、コミュニケーションがしやすくなります。

こうした利点があるわけですから、当然ながらデメリットとなるようなこともあります。メリットであることがそのままデメリット要素に繋がるのです。

まず、開放感がある、というのは確かですが、拡がりが多いのでどうしても照明、空調などの効果が効きにくくなる、ということがあります。また、壁による隔たりの少なさというのはプライバシーを守るということには向いていないです。

家族内でも当然プライバシーというのがあるわけでしてそれを守るというのにはまったく向いていないような住宅構造である、ということになります。子供が小さい時期にはむしろ、良い要素ではあるのですがそれなりの年齢になって個室が欲しいと言ったような感じになると厳しいことになります。

しかし、後々から区切りを作りやすいようなタイプのスキップフロアを注文住宅に作るということができたりするとそこまで問題になるようなことでもなかったりします。

住宅を作る時全体に入れることですが最初の5年10年ではなく、15年、20年先も含めて間取りを決める、住宅設備を決めるということにしましょう。

構造上、スキップフロアのリフォームというのは相当に難しいことになりますから、改築を前提にするにしてもよくよく考えて実行しましょう。

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